観 光


中世を今に伝える町 上ノ国

上ノ国は豊かな自然、天然の良港に恵まれ、日本海交易の拠点として栄え長い歴史を重ねてきました。

町にはたくさんの歴史遺産があり中世を体感できる故郷です。代表的なものをご紹介します。

夜明けの塔

ふるさと上ノ国のシンボルとして昭和63年に八幡牧野に完成。八角錘のデザインは中世の山城をアレンジしたもの。

上ノ国八幡宮(町指定文化財

1473年武田信広が勝山館内に創建。この本殿は1699年の建立で、北海道の神社建築としては最古のものとされている。

上國寺本堂(国重要文化財)

1443年開基と伝えられる北海道有数の古刹。本堂は1757年建立で北海道最古の仏堂建築とされる。

旧笹浪家住宅(国重要文化財)

ニシン場の網元。1850年代に建築され北海道に現存する最古。置き石屋根に特徴がある。


勝山館跡(国指定史跡)

15世紀後半、後の松前氏の祖である武田信広が築いた山城跡。政治・軍事・交易の拠点であった。

夷王山墳墓群(国指定史跡)

勝山館を中心に居住していた人々の600余りの墳墓群。

花沢館跡(国指定史跡)

道南12館の一つ。館主蛎崎季繁はコシャマインの戦い(1457年)の際にも館を固く守った。多数の銭、珠洲焼き鉢が発掘。

石崎漁港トンネル

    (国指定登録文化財)

外海と隔てられた港の船の通行を確保するため造られた。トンネル式漁港は世界でも珍しい。


道の駅 もんじゅ


上ノ国漁港


【上ノ国町観光に関するお問合わせ】 電話0139-55-2121 FAX:0139-55-2281  【上ノ国町観光協会はこちら】


隣町 江差町

いにしえ街道

 17世紀以降栄えたこの町の美しく貴重な景観を後世に永く伝え、、歴史の香り漂う街並みの整備された。

『景観に配慮した街なみづくり』を推進し、建物修景・案内板・電線地中化などがほぼ終了。散策にお勧め。

横山家(北海道指定有形民俗文化財)

約160年前に建てられた家屋で、昭和38年に道の文化財指定。ニシン漁全盛期の頃に使用されていた生活用具などが陳列。

幕末の軍艦「開陽丸」

オランダで建造。1868年10月に江戸を出帆、12月に箱舘戦争最中の江差に向かう土方歳三らの陸軍支援のため航行中江差沖で遭難した。


かもめ島

天然の良港を築くこの島はニシン漁や北前船交易の舞台でした。江差の歴史はかもめ島から始まり、江差のシンボルとして多くの人に愛され、親しまれている。

旧中村家住宅 [国指定重要文化財]

江戸時代から日本海沿岸の漁家を相手に、海産物の仲買商を営んでいた近江商人の大橋宇兵衛が建てたものです。

姥神大神宮渡御祭

毎年8月9日~11日【3日間】豪華な13台の山車が町中を練り歩きます。

江差追分全国大会

今年は9月18~20日まで、江差町文化会館で開催。